ASIAN NOMAD LIFE

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    シンガポールで驚きの自販機が増殖中。
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      ほんの1,2年前のこと。シンガポールの街角にフレッシュオレンジをそのまま絞ってジュースにしてくれる自販機が登場し、へーっ、と感心していたら、最近はそこここで見かけるようになりました。最初は場所によってまちまちだった価格も、現在は2ドル(約160円)に統一されたようで、ときどき買っている人もみかけます。

       

      ちょっと前にテレビで観たのは、シンガポール名物「チリクラブ」の自動販売機(Punggol)。1圓60ドル(約4,800円)と自動販売機で買うにしてはかなり高いですが、「これで24時間いつでも売れる」とオーナーは満面の笑みを浮かべていました(その後脱税容疑で逮捕されましたが)。場所もかなり辺鄙ですが、わざわざここに買いに来る人がいるんでしょうね。

       

      出てくるまで何の本を買ったのかわからない、本の自動販売機(The Art House)を見たときには「ブラック・ジョークか?」と思いました。売っているのはBooks Actuallyというお洒落雑貨&本屋の草分けのお店。ポップアップでこの場所で本屋もやっているので、閉店中に他のテナントに場所を取られない対策なのかもしれません。

       

      その他にもサラダの自動販売機(Suntec City)があったり、カップヌードルや冷凍弁当など自動販売機だけのコーナーのお店が劇場のショッピングモールにできたり(Esplanade)と、何か最近すごいことになってるなーと思っていたら、一昨日はこんなものを見つけてしまいました。

       

      世界初の冷凍ノルウェー・サーモン自動販売機(Rochor)。200g5.9ドル(約470円)。スーパーは朝早くから夜遅くまで開いてますし、サーモンは生のも冷凍のも普通に売っています。いったい誰が何のために自動販売機でわざわざサーモンを買うのか…。

       

      絶句。

       

      この近くには、クレーンでアイスクリームを吊って落とす自販機やクリーニングの自動ロッカー(一応手続きは必要らしい)もありました。うーん。

       

      www.asiaone.com

       

      さすがにシンガポール人もこれって変じゃない? と感じているようですが、地価&人件費高騰の折、まだまだスーパー変な自動販売機の数は増えそうな予感。自動販売機は日本のお家芸かと思っていたのですが、意外と足元から広まりそうです。

      JUGEMテーマ:シンガポール

      | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 08:00 | - | - |
      住むところに影響される「好きな色」
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        f:id:gotocord:20190524220341j:plain

        石垣に戻る前に何とか完成したいと思っていたフランジパニ(日本ですとプリメリアのほうが一般的な呼び名のようです)の4枚をぎりぎりで描き上げました。

         

         

        www.mrs-lowe.com

         

        最初の絵を描いたときに「なんかパラナカン(マレー半島に住む華人)の色づかい」みたいだなーと自分で思ったのですが、次も無意識にそうなったので最終的にはピンク、ブルー、イエロー、グリーンの代表的なパラナカン色づかいに統一してみました。

         

        しかし、いくら私でも日本で暮らしていると(沖縄は除く)、絶対にこういう色づかいの発想にはなりません。基本はこういう感じ。

         

        f:id:gotocord:20190525114727j:plain

        (こちらのお店から写真お借りしましたhttps://store.shopping.yahoo.co.jp/minoruen/chadougu-240702-1.html) 

         

        茶、ベージュ系のアースカラーが基本で、たまに差し色で赤や黄色、ブルーなどの鮮やかな色を入れるくらい。日本に住んでいたらいたって普通です。

         

        最近の発見は、アメリカ人好みの色。

         

        来月発売予定のKindle Fire7を予約注文したのですが、一緒に注文した純正カバーの色が、

         

        黒を除き、トワイライトブルー、セージ、プラム、サンドオレンジと、みんなどこかで聞いたことのあるような色名。どこだったかなー、と思い出してみたら、

         

        www.llbean.co.jp

         

        20年ほど愛用しているアメリカの普通のおばさん御用達ブランド、L.L.ビーンの色づかいにそっくりでした。

         

        ネットショップをのぞくとわかりますが、Kindle Fireカバーの類似色(最近は色名が若干違ってきていますが以前はまんまでした)は売り切れになっているものが多く、人気の高さがわかります。Amazonが選んだのも、最大公約数で売れる色、というところなのでしょう。

         

        シンガポールやバリ島などで販売されているオーストラリア人女性デザイナーの服は、だいたい白や黒を基調にして若干彩度にかける原色系の色をごちゃごちゃ使ったものが多いですし、フランス人の選ぶ色はどんな色でも少し黄味がかっているものが多い気がします。

         

        マレーシアとインドネシアは文化がとても似ているのですが、同じバティックでもマレーシアの方が色が暗く、インドネシアは明るめになるので、どちらの国のものかは見るとだいたいわかります。

         

        昔、香港に住んでいた頃、しばらく経ってから訪ねてきた父に「お前は顔が変わって日本人みたいに見えない。自分の娘じゃないみたいだ」と驚かれたことがあります。人は周囲にいる人の表情をどうもまねる傾向があるようで、この時には香港人の顔つきを身につけていたよう。

         

        それと同じで、色の好みも住むところに影響されて、みなだいたい同じような感じになるようです。今度、自分の描くものがどんな色になっていくのか楽しみです。

        | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 12:32 | - | - |
        水供給施設を民営化したシンガポールの末路
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           現在、シンガポールの水処理会社Hyfluxの経営破たん処理問題をめぐり、シンガポールが大混乱に陥っています。

           

          私自身もこの会社の社債を持っている債権者の1人なのですが、昨年5月の破たん時から時間が経つにつれてさまざまな事情が明らかになってきており、さらに今月になって政府がこの会社の最大の資産である水処理施設を(来月5日までに現在の水供給状況が改善されなければ)無償で国有化すると宣言して、再建案に名乗りをあげていたインドネシア企業連合も懸念を示し始めました。

           

          こちらが1月時点でのこの騒動の状況をまとめた記事です。この時点の報道で明らかになっていた事実と、その後明らかにされた現実のあまりの乖離には驚かされるばかりです。

          sinlife2010.jugem.jp

           

          そもそもシンガポールは建国時から水問題が最大の国家課題でした。

           

          東京23区ほどの面積しかない島国のシンガポールは、現在も水供給の約半分をマレーシアからのジョホール水道に頼っています。この水供給契約は1962年に結ばれましたが、マレーシアとシンガポール国家間に問題が発生すると、事あるごとに「水を止める」という脅しをかけられ、水問題は2国間の外交上のカードとしても使われてきた経緯があります。

           

          そしてマハティール元首相が現役首相に返り咲いた現在、契約した水の値段が現在の物価と比して安すぎるとしてマレーシアが値上げを要求。水の安全保障問題がぶり返してきています。

           

          シンガポールで使用されている水の残りの半分は、貯水池からの天然水利用、海水淡水化による水、そしてNEWater(ニューウォーター)という故リー・クワンユー元首相の肝いりで始まった下水再処理水の3種類でまかなわれます。

           

          その中でも2013年に新たに建設されたHyfluxが所有する東南アジア最大のTuaspringという海水淡水化工場により水供給の3割がまかなわれている「はず」でした。

           

          ところが、Hyfluxの経営再建途上でさまざまな経営上の問題が明らかになっていくにつれ、経営破たんの最大の原因は会社側が説明していた、新規参入した電力供給事業の過当競争による収益低下ではなく、そもそも本業の水処理施設の一つ、海水淡水化施設の稼働率が政府との契約料の20%程度でしかなかった、という事実が露見し、この事業の赤字により運転資金や減価償却にあてる資金が枯渇したのでは、という疑惑が浮上しています。

           

          そもそも、この契約の入札時、競合他社2社と比べて極端な低価格でプロジェクトを落札したのがHyflux。成約したまではよかったものの、結局計画したコストで満足に設備を作ったり運営したりすることができず、計画量の2割というほとんど稼働できていない状態を何年も続けてきたわけです。それでは業績が悪化せざるをえません。

           

          その現状を糊塗するために、「電力事業が軌道に乗るまで」と苦しい言い訳を重ねながら高配当の永久債や優先株式を乱発しまくった結果、利払いに行き詰って破たん。救いの手を差し伸べたインドネシア企業連合も、海水淡水化施設は順調に稼働していると聞いていたのに「話が違う」と不信感を募らせている模様です。

           

          しかし、そもそも政府がこの会社の状況を知らなかったわけがありません。なにせ契約量を大幅に下回る水しか送ってないわけですから、何とか他のソースを総動員してしのいできたはずです。しかしそんな現状については一言も言及せず、今になって「このままだったら国有化する」と宣言したのは、水に関する安全保障の立場からではないかと私は考えています。水問題で国が困っていることがわかれば、隣国マレーシアとの関係で劣勢になるからです。

           

          その結果、Hyflux社は海水淡水化工場の不調という肝心の点には言及せずに、返済見込みのない債券や株を売ってつなぎ資金にし、経営者たちも多額の報酬を受けてきたわけで、債権者たちが怒り狂うのは当たり前と言えば当たり前。そしてその債権者数が、5万人近いというのも信じられない規模で、数にするとシンガポール国民100人に1人以上が、国の水供給を賄うこの海水淡水化施設のために個人のお金を拠出したことになるのです。

           

          その施設を無償で国有化すると政府が発表したわけですから彼らも黙ってはいません。今週土曜日には、シンガポールで唯一、集会と言論の自由が許されたホンリム広場で債権者たちが集会を開き、会社と政府を糾弾する予定になっています。

           

          そんなこんなで、最悪のカオス状態になっているシンガポールの水問題。2060年にはマレーシアからの水輸入をゼロにする計画で準備を進めてきた政府ですが、この体たらくでは実現も怪しい状況で、ますますマハティール首相につっこまれるであろうことが予想されます。

           

          電気やガスはしばらく止まっても人は死にませんが、水が何日かストップすれば確実に国は成立しなくなります。それを民営化して入札で安く競わせてコストを下げようとしたらどうなるか、今回のHyflux破たん問題は一つの結果を示しているといえると思います。

          JUGEMテーマ:政治

          | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 09:14 | - | - |
          モノを持たない社会の向かう先
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            3/12付ダイヤモンド・オンラインのウォール・ストリート・ジャーナルの記事は、今年1月から配信が始まったNetflixの近藤麻理恵さんの番組の影響で、アメリカをはじめカナダ、イギリス、オーストラリアなど世界中のリサイクルショップに人が殺到しているとレポートしました。

             

            diamond.jp

             

            www.mrs-lowe.com

             こんまりさんの世界戦略に感心した話は以前の記事にも書きましたが、日本のみならずなぜここまで世界中の人々がこんまりさんに熱狂するのか? 私はスマホが出現したときのような大転換期に時代が差しかかっているのではないかと考えます。

             

            マイボイスコム社の「イマドキの生活必需品 」調査によると、第1回の2007年から第3回の2018年にかけて、新聞、本、雑誌、テレビなどを生活必需品と考える人の割合が軒並み下がったのに対し、スマートフォンは激増。

             

            また、インターネットは6割近くの人が必要と感じています(調査対象は50代〜70代が全体の6割以上を占めているので、若い年齢に絞ればほぼ100%と考えていいでしょう)。

             

            家庭内のモノでは、炊飯器を除いた冷蔵庫、電子レンジ、エアコンなどが軒並み必要度が上昇。いっぽう車は下げ方が大きくて、第1回の49.3%から第3回の35.7%まで13.6ポイントと激減し、3人に2人以上の人が車を生活必需品と考えていません。

             

            特に気になったのは、化粧品が17.3%から12.8%まで下がっていること(女性だけが化粧をすると考えれば単純に割合は倍になりますので、ほぼ10ポイントの下落)。若い頃からお化粧をきちんとしてきた方は年をとってもその習慣を持ち続ける方がほとんどですので、これは若い年代の人の中にお化粧をしない人が増えているという結果だと思います。

             

            この調査の結果から浮かび上がってくる現代人の最大公約数のライフスタイルを描写すると、エアコンが効いて冷蔵庫や電子レンジなどが揃った個室の中で1人で快適に過ごし、インターネットにつながったパソコンやスマホを見て過ごすという姿だと思います。まさに引きこもり生活。

             

            化粧品の必要度が下がっているのもそのためで、出かけるのは近所のスーパーやコンビニ(必要度高)くらい。 逆に、きちんとお化粧したり車に乗って出かけたりするスポーツ、映画・舞台、温泉などは軒並み低下していますから、わざわざお化粧をする機会もないということでしょう。

             

            さらにショッキングなのが、「将来大切にしたいこと」という設問への回答。10年強のうちに必要度が10ポイント以上下がった項目はというと,,,

             

            家族 72.7 → 55.9

            体力 48.8 → 35.2

            愛 43.0 → 29.8

            自分 38.3 → 28.1

            信頼 34.3 → 22.8

            知識 30.9 → 20.2

            親友 30.2 → 18.2

            人情 24.7 → 14.2

            努力 22.5 → 12.5

            夢 24.1 → 11.5

             

            家族や親友の重要度がこれだけ低下しているのにも驚きましたが、同時に自分や自分自信の体力や知識、努力などへの信頼や期待もゆらいでいるようです。

             

            「これがないと生きられないもの」という設問に対する回答ではやはりインターネットやスマホ関連が目立ちました。

             

            ・スマートフォン。一日の大半の時間で使っているので(男性 18歳)
            ・スマートフォンと通信インフラが非常に発達していて、スマホ一つで何でもできる時代なので、これらを支えるシステムも必要不可欠だと思う。(男性 24歳)
            ・知的好奇心を満たしてくれるインターネットがないと生きてる気がしない(男性 34歳)
            ・スマートフォン、情報の取得は全てスマホによるものであり、情報を取り入れ続けるためには手放せない。(男性 33歳)

             

            これらの結果を総合すると、この10年ちょっとの間に、人々の意識はより内向きになり、家族や友人、恋人などという他人とのつながりが薄くなり、逆に、インターネットやスマホを通じての情報やつながりには依存するようになっている。そのため、家の中で最低限快適に生活するための電化製品や食べ物さえあれば、自分を着飾って人に見せるための高級品(百貨店の必需品度はわずか5%)や化粧品などは不要、といったところでしょうか。

             

            このようにライフスタイルが変わってくれば、こんまりさんの番組を見て、家の中に積みあがった、これから使う予定のない不用品を捨てたくなる気持ちも理解できるというものです。

             

            こんまりさん少しの前にはタイニーハウスがアメリカでブームになりました。

            sinlife2010.jugem.jp

            多くのモノを持たなければ小さな家でも快適に暮らせます。モノを買わず、小さな家に住み、さしてお金のかからないネット上の仮想現実の世界に没頭していれば、非正規雇用やギグエコノミーの増加で収入が少なくても、さほど大きな不満や不便を感じずに暮らすことができます。

             

            ある意味、現実に対する苛立ちや絶望感を紛らわすために、人々の自己防衛本能が働いていると言えるのかもしれません。

             

             
            Samsung #DoWhatYouCant Commercial for the Samsung Galaxy S8 and S8 Plus Ostrich

            これは昨年こちらのテレビで流れていたサムソンGear VRのCM。

             

            砂漠で暮らす飛べないダチョウがGear VRをつけて上空から見た大空の映像を見て以来、飛ぶ練習を続けているうちに実際に大空に羽ばたいてしまった、というストーリーです。

             

            もちろんダチョウが飛べるようになるわけがありませんので、それは仮想現実だけの出来事なわけですが、人々も現実世界では狭い自分の部屋に引きこもっていても、ネットを通じてヴァーチャル世界につながっている限り、どんな自分にもなれると暗示しているのです。

             

            バーチャルの世界だけにしか自己実現の場がなくなってしまうというのは悲しくもありますが、スマホ革命が世界中で起こった後、このような私たちの意識や生活の変化が静かに進行中であることに改めて気づかされました。

            | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 08:44 | - | - |
            千利休になるかもしれない「こんまり」さん
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              『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌に、片付けコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さんの記事が載っていました。

               

              記事中では、「こんまりメソッドでは手持ちの本を30冊にしなくてはいけない」という情報の真偽を確認し「すべてがときめくなら捨てなくてよい」というお墨付きをもらった他、『人生がときめく片付けの魔法』がこれまで約40か国語に翻訳され、全世界で1100万部を超えるベストセラーになったと紹介しています。

               

              こんまりさんは、家族ともに2016年にアメリカに移住。現在までに全世界で230名の認定コンサルタントを育成して片付けサービスを提供する他、最近ではNetflixのシリーズ番組でも大成功を収めています。

               

              その余波を受け、こんまりさんはここシンガポールでも有名で、友人との普段の会話の中でも「Konmariのtidying methodが...」という話題がときどき出てきます。

               

              昔オノヨーコ、今コンマリと、海外で名前と顔が一致する、まさに旬の日本人といったところ。

               

              個人的には日本でこんまりさんが有名人になった頃、すでにシンガポールで過ごす時間が圧倒的に多くなっていたため、本を読んだこともTVや動画でも観たことがなく、かろうじて顔だけ知っている程度でした。

               

              遅ればせながら、今回、英語の番組をいくつかYoutubeで観てみたのですが、

               


              Ellen and Ellie Get Organized with Marie Kondo


              Marie Kondo Helps Jimmy Kimmel Tidy Up

               

              自前の番組はもちろん、次々とアメリカの著名トーク番組に出演し、早口の日本語とおなじみのボディーランゲージで堂々こんまりメソッドを紹介しています。

               

              このような彼女の活躍を観察していて思い出したのが、茶道の裏千家。

               

              茶道の世界では、以前は千利休直系とされる表千家の勢力が圧倒的に強かったのですが、現在では裏千家がその倍以上とも言われる弟子の数を誇ります。

               

              その成功の裏には、経営危機を乗り切るために多様な教本や機関誌の出版を行ったり、ハワイを皮切りに海外にくまなく支部を作っていったり、学校や団体などに茶道教室を開いてネットワークを拡大したりと、単なる伝統の継承にとどまらず、常に新しい普及チャネルを開拓していった経緯があります。

               

              同様に、ただの片付けにすぎない(失礼!)こんまりメソッドが10年近くも旬の話題として保持され続けてきた背景には、多様な言語での本の出版はもちろん、認定コンサルタントの育成、TVやネット配信などのマスメディアの活用、ウェブコンテンツの制作と普及など、リアルとバーチャル織り交ぜた果敢なマーケティングの実践があります。

               

              こんまりさんは、Netwlixの続編があるとすれば、米国内ではなくモンゴルのテントなど未知の場所でしたいと意欲をみせているそうですが、アメリカで成功を収めた後はさらにアジアなど他の市場へのビジネス拡大を狙っているともとれる発言です。

               

              茶道は平たくいえば「抹茶を作って飲むだけ」の行為を「わび・さび」の哲学にまで発展させたレクリエーションの一つですが、こんまりメソッドもまた「ただの片付け」を「人生を有意義に楽しむための活動」と定義し直し、そのメソッドの普及に努めてたことにより、ここまでの人気を獲得できたのだと思います。

               

              その背後には、こんまりさんとその夫のしたたかなビジネス戦略はもちろん、何よりも、こんまりメソッドを世界的に普及させる、という強烈な使命感があるのではないかと感じます。

               

              今後、こんまりさんがこのまま片付け教祖への道を邁進し、「片付け道」の始祖として千利休のような存在になるのか、とても興味深くみています。

              | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 11:54 | - | - |
              シンガポール的お花見にみるインバウンド対策
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                JUGEMテーマ:シンガポール

                シンガポール観光の目玉の一つ、巨大植物園Gardens by the Bay。

                 

                この5年ほど毎月仕事で通っているのでだいたい何曜日のどのくらの時間帯だとどのくらいの人がいるのか感覚的にわかるのですが、本日の午後行ってみたら普段の倍ほどの大混雑。何が起きたのかとスタッフに聞いたところ「いま、日本の桜まつりやってるからよ。フラワードーム(巨大ドーム型冷蔵庫)のぞいてみたら?」と言われました。

                 

                この人ごみは、何とシンガポールのお花見客(平日昼間なので客層の大半は外国人観光客でしたが)だったのです。

                 

                もちろん行きませんでしたが、ウェッブサイトを見て大爆笑。

                うーん。日本というより韓国の民家に見えます。

                 

                こちらはただのイメージ写真だと思うのですが、あり得ない高さの鳥居とか、女性が浴衣に足袋はいてたりとか、桃と桜が一緒に咲いてたりとか、違和感満載。

                 

                しかしある意味、これが外国人が求める日本像であり、初めて訪れる外国人が日本に対してこういうイメージを持っているという事実を踏まえた上で、インバウンド向けの商品開発やマーケティングを行うほうが成功する確率が高いのではないかと感じました。

                 

                シンガポールのお花見。ぱっと見はどこかずれた日本の再現でしかありませんが、このイメージをもって日本を訪れる外国人観光客に「正しい日本」を押し付けるのではなく、「これまでもっていたイメージの上を行く日本」を経験してもらうことが大切なのかもしれません。​

                | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 18:06 | - | - |
                SNS投稿の流れが広く浅くさっくりに。
                0

                  JUGEMテーマ:ビジネス

                   

                  ここのところ、昨年から始めたビジネスのホームページ作成やSNSアカウント設定にかかりっきりになっていました。

                   

                  仕事用のFacebookとInstagramアカウントは半年ほど前に作成し、時折更新していたのですが、今回Instagramアカウントを追加して改めて見直してみたところ、少しずつ新しい流れに変わってきていることに気がつきました。

                   

                  1.全体的に写真があっさりしてきた。

                  以前はかなりこだわって写真を後加工したり、料理やファッションなど素材を良く見せるための小道具やカメラアングルなどに凝ったアカウントが多かったのですが、このようなアカウントや写真が下火になり、日常生活を切り取ったようなあっさりしたシンプルな写真が増えてきています。

                   

                  2.意識した自撮りが減った。

                  ヒロイン(たまにヒーロー)になりきった自撮り写真アカウントが明らかに減りました。代わりに増えているのは一見、普通に見えるスナップ写真。こだわりを感じないこともないのですが、あえて飾り立てないのがトレンドのようです。写真から判断する限り自撮り棒での撮影も減っているようですが、シンガポールでも同じで、観光地でみかける自撮り棒割合が激減しています。

                   

                  3.ライブ配信が増えた。

                  旅行やグルメ情報など、写真の演出に凝る代わりにその場でさくっと中継するライブ配信が増えました。私がフォローしているほんの少数アカウントだけでも、ほぼ毎日ライブ配信があります。キャプションやハッシュタグに時間をかける写真より、その場でさくっと終わらせられるライブ配信が好まれるようになっています。

                   

                  全体的に傾向は「さっくり」。「インスタ映え」を意識して背伸びした投稿ではなく、身の丈に合った自然なものが増えています。

                   

                  それもそのはず、この記事を読む限り、SNSアカウントはまだまだ増加の一途。合計数を見る限りほとんどの人が複数のSNSアカウントをもっていて(特に20代〜40代)、そのうちかなりの割合の人がアクティブに使用しています。すべて全力投球でこれらのアカウントに投稿し続けると「インスタ疲れ」や「フェイスブック疲れ」になるのは明らかでしょう。

                   

                  自分の投稿も他の人の投稿を読むのも、適当に手を抜きながら広く浅くSNSを使い分け、さっくりつき合っていく、という成熟ステージに入ってきている気がします。

                  | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 14:24 | - | - |
                  「ストーリー」を売るハノイのスモールビジネス
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                    JUGEMテーマ:ビジネス

                     

                    先週末にかけて、ベトナムの首都ハノイを3泊4日で家族旅行してきました。

                     

                    私も夫も仕事でホー・チ・ミンには行ったことがありますが、ハノイは初めて。家族旅行なので特に計画もなく、毎日12劼曚錨綿發濃矯して観光名所や博物館を回ったり、車をチャーターして郊外の村に足を伸ばしたりしてハノイを満喫しました。

                     

                    あちこちで工事をしていて街全体が埃っぽく、大量のバイクが道路を埋め尽くしている様子は20年以上前の中国の大都市のようでしたが、中国とだいぶ違うなと感じたのは、活気はあってもあまり人々の目がぎらついていないこと。都市計画一つをとっても、あくまでもゆったりとしたペースで開発が進んでいるような印象を受けました。

                     

                    ■ホールいっぱいの観光客に実演するレストランオーナー

                    我が家の旅の大きな楽しみの一つは食。事前にTripadvisorで調べ、何軒か店を選んで訪れてみました。​

                     

                    ホテルにチェックインして最初に向かったのがHanoi Food Culture。旧市街のごちゃごちゃした通りのさらに一つ路地を入った非常にわかりにくい場所にありますが、写真の通りシンガポールや東京にもありそうな「お洒落カフェ」といったところで、平日の昼下がりにもかかわらず地元のリッチそうなお客さんが食事をしていました。

                     

                    雰囲気もさることながら、オーダーしたベトナム伝統料理を現代風にアレンジしたメニューもなかなか洗練されています。驚いたのは食事を終えてデザートを頼もうとしたときでした。

                     

                    私たちは2F(写真は中2F)の隅の席に案内されたのですが、いきなり30人ほどのポーランド人団体客がホールいっぱいになるほど入ってきたのです。「どうしたんだろう?」と訝っているうちに、30代と思われる小柄でお洒落な男性が登場。テーブルにコーヒーカップを並べて何やら作り始めました。何事だろうと聞いているうちに、おぼろげにハノイ名物「エッグコーヒー」の実演だとわかりました。

                     

                    団体客たちはしきりに写真を撮ったり質問したり。オーナーだという男性がデモンストレーションのエッグコーヒーを作り終えると、ウェイターとウェイトレスが一斉にお客にエッグコーヒーを運び、10分ほどで飲み終えると来たときと同じく賑やかに店を出て行きました。

                     

                    私たちも試しにエッグコーヒーを頼んでみましたが、コーヒー風味のカスタードクリームといった感じでなかなか美味。

                     

                    「へーこんな店もあるんだね」と夫と話しながら会計を済ませて店を出ようとすると、ウェイトレスの1人が駆け寄ってきて「ぜひTripadvisorにレビューを書いてくださいね」と店の情報やTripadvisorへの投稿方法が詳しく書かれたカードを渡されました。彼女は大学生で英語の勉強のためにここでアルバイトしているということ。

                     

                    地元のお洒落客、体験ツアーの外国人団体客、そして個人旅行客まで取り込もうという実に多角的なマーケティングに舌を巻きました。

                     

                    このレストラン以外でも、オーナーが席に来て自慢の一品を薦めてくれたり、オーナーが英語が得意でない場合は英語を話す女性が席まで来ていろいろな質問に答えてくれたり、とにかく接客熱心な店が多いことに驚きました。

                     

                    ■「村おこしかフェアトレードか」を独力で切り開くモン族の土産物店オーナー

                    もう一つ印象に残ったのが、モン族の伝統刺繍クロスやバッグなどを売っていたMixay Boutiqueというお店です。

                     

                    刺繍バッグが欲しいなといくつか見ていたのですが、いかにも「お土産物」という粗製乱造品しかなくあきらめかけていたところに、たまたま立ち寄った旧市街のお店。他の店に比べて値段は同じかちょっと高いかくらいでしたが(刺繍の手間工賃を考えたら激安)、素材や造りがしっかりしていてデザインもちょっと垢ぬけています。

                     

                    やはり30代と思われるオーナー女性が接客してくれ、彼女自身がモン族というベトナム少数民族の村出身で、自分でデザインをして故郷の村で作り、ここで販売しているという話を聞けました。店を出してもう4年になるそうですが、拙い英語で熱心に商品の説明をしてくれる彼女の話を聞いているうちに、私もモン族の村にいるような気持ちになってバッグを1つ購入しました。

                     

                    日本であれば「村おこし」か「フェアトレード」で出すような店ですが、彼女は単身、首都ハノイの土産物激戦区に出店し、厳しい競争を勝ち抜いています。そんな彼女が繰り返して言っていたのは「私はデザインが好きだから」という言葉。好きなことを続けていたら、結果として彼女自身の成功にも村おこしにもつながっていったのだと思います。

                     

                    ■「ストーリー」を売るスモールビジネス

                    長年商売をしてきて感じるのは、人が消費をするときに一番重要なのは、「物」そのものよりもそれに付随する「ストーリー」だということです。

                     

                    ラグジュアリー・ブランドの最近の苦戦を傍観していてもわかりますが、「高級だから(または安いから)」「みんなが欲しがるものだから(またはもっていないと恥ずかしいから)」という理由では、グローバル化が進み、モノがあふれる社会では誰も消費をしません。

                     

                    自分が「これ」と思った物やサービスを、自信と熱意をもって消費者に薦め、消費者もその消費に対して対価以上の満足を得ることこそが、消費者の固い財布のひもを緩める一番の方法だと私は思います。

                     

                    緩やかに時間が流れるハノイの街角で、そんなビジネスの原点を見せてもらいました。

                    | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 15:08 | - | - |
                    人と機械が要らなくなる、アプリ化する社会。
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                      JUGEMテーマ:ビジネス

                       

                      ■ファストリが全商品に採用でわかったICタグの低価格化

                      ユニクロを展開するファーストリテイリングが、1年以内をめどに全商品にICタグをつける計画を発表しました。

                       

                      アパレル業界では数年前からICタグが徐々に導入されてきてはいたのですが、満を持してファストリが採用に至ったことで、アパレルにとどまらず全小売業界にICタグ化の流れが押し寄せてくることになりそうな予感がします。

                       

                      ICタグはタグに識別情報をもたせるという意味ではバーコードのようなものですが、違うのは離れた場所からでも複数を同時に読み取ることができ、上書きも可能なこと。また、情報量が格段に大きいことも特徴です。

                       

                      ICタグの唯一のデメリットは価格が高いことでしたが、昨年、あるアパレル業界の方に聞いたところでは、最高品質の富士通製で10円程度まで下がったということでした。それから1年。印刷業をはじめその他の業種の会社が続々と参入、設備投資をし、現在ではおそらく5円前後、もしくはそれを下回る価格まで到達できているのではないでしょうか。

                       

                      ■小売店の人手不足には朗報、フリーターとハードメーカーには悲報

                      ICタグの最大のメリットは店舗の人員削減です。

                       

                      以前、ユニクロがブラック企業だと騒がれた原因の一つは閉店後の棚卸と発注作業でしたが、ICタグが導入されればこの作業をほとんど自動化できます。さらに、消費者のスマホアプリと連動させて、在庫情報はもちろん、ICタグから着こなし提案などの情報も入手できますので、接客でも人員削減が期待できます。そして、消費者が購入する際のレジ作業も自動化できるのです。

                       

                      この計画が本格的に実施されれば、恐らく店舗レイアウトもかなり変わってくるでしょう。

                       

                      店内には実際に手に取って確かめてみるサンプルと着こなし提案用のディスプレイ。購入を決めたら購入ボタンを押してカウンターに行くと、バックヤードから自動で商品が送られてくる。現在のようにいろいろなサイズの在庫を山のように積み上げたり、スタッフが商品をたたみ直したりする手間がなくなりますし、スマホで総額を確認してから商品を袋に入れて店を出ればレジも不要。料金は自動的にクレジットカードに課金。極端にいえば無人でも店舗運営が可能です。

                       

                      影響はアパレル業界にとどまりません。昨年私がICタグの話を聞いたときには、各メーカーがどうやっておでんにICタグをつけるか真剣に議論しているということでした。次に採用が広がるのは、やはりマンパワー問題が深刻なコンビニやスーパーでしょう。おでんは当分無理かもしれませんが、日用品や菓子などでしたら簡単につけられますので、残る問題は価格だけ。しかし、採用企業が増えて裾野が広がり、参入メーカーが増えれば増えるほど価格が下がってくるのは世の常です。

                       

                      逆に言えば、フリーターやパートなど、小売店で働いてきた人たちの職は漸減していきます。これまで採用難であえいでいた小売店のスタッフ職が、一転して狭き門になる可能性が高くなるのです。

                       

                      もう一つ、見逃してはならないのはキャッシュレジスターやPOSシステムなど、従来、各小売店に設置されてきたハード機器が大幅に見直されるということです。在庫情報が本部で一括管理されれば、各小売店で入力や発注作業を行う必要がなくなりますし、レジ回りの機器も不要になります。店舗関係のシステム機器メーカーにとっては死活問題です。

                       

                      ■シンガポールのパーキングシステムもアプリ化

                      ICタグではありませんが、すでに人やハードが要らなくなる、という現実が、シンガポールでも起こり始めました。

                       

                      政府が所有する駐車場はこれまで多くがクーポン式で、コンビニなどで買った30分と1時間の紙のクーポンに自分で日付と時間のパンチ穴を開けてフロントガラスに見えるように置いておき、クーポンを置いていない車がないか、クーポンの時間が超過していないか、専門の監視員が見回るというかなりアナクロなシステムでした。

                       

                      ところが最近、スマホアプリをダウンロードする方式を導入。駐車場に入るとアプリを起動してグーグルマップで今いる駐車場を選び、時間を指定して起動。超過するとスマホにアプリが通知をしてくれるので時間延長ができ、予定より早く出庫する場合は解除通知をすると、余った時間分は課金されません。

                       

                      まだすべての駐車場に監視カメラがついているわけではありませんので監視員がいなくなったわけではありませんが、この職業が無くなるのは単に時間の問題です。

                       

                      また、一部の駐車場ではすでに入出庫時に課金する装置がついていますが、これもアプリとカメラが普及すれば更新する必要はなくなるでしょう。店舗同様、パーキングシステムの機器メーカーも新規受注の機会が失われます。

                       

                      ■思ったより早く到来しそうなAI社会

                      スマホが出現してまだ10年ほど。このところ、AI化によって将来なくなる職業、といった特集がいろいろなメディアで取り上げられてきましたが、ICタグの本格導入や、アプリの普及、中国の国を挙げてのキャッシュレス化もあっという間に進行した経緯をみるにつけ、大方の予想よりずっと早くAI社会化の流れが加速化しそうな気がしてなりません。

                      | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 19:40 | - | - |
                      日本人の朝型シフトが変える日本の市場
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                        JUGEMテーマ:ビジネス

                        今年9月発売の『日経ビジネス』に「寝るな日本人 国は夜から衰退する」という特集記事が掲載されました。

                         

                        残念ながら入手できなかったためネットで見出しだけを読みましたが、「繁華街も、郊外も、夜、誰も消費していない!!!」「車が売れないのは、夜、誰も出歩かないから」など、いかに夜間の市場経済が縮小しているかがうかがわれます。

                         

                        さらにここにきて、バブル以降ずっと宵っ張りだった日本人が朝型にシフトしている状況がはっきりわかるようなニュースが続々と報道されています。

                         

                        まず、外食情報サイトぐるなびの183月期決算予想が、経常利益34%減。主力の小規模飲食店の売上不振に伴い広告掲載料収入が減少というニュース

                         

                        そして、コンビニ大手ファミリーマートの一部店舗で24時間営業を見直し、深夜から未明にかけての営業を停止するというニュース。

                         

                        2つの記事では共通してパートやアルバイトなどの人手不足が原因とされていますが、原因はそれだけにとどまらないことは、この、なぜ「トクホ」はシニアよりも若者に人気なのかという記事を読むとよくわかります。

                         

                        記事の要旨は、若者の間でトクホ飲料の購入率が増えているのは、日本人の「朝型生活」シフトが影響しているというものです。

                         

                        NHK放送文化研究所の調査によると、日本人の就寝時間が早まっており、特に40代など働き盛りの世代で早寝早起きが増えている、仕事や学校など社会全体が朝型になっているという傾向があるそうです。また、ビジネスパーソンの「飲みニケーション」が減り、「パブレストラン・居酒屋」などの売上減少が目立つと、上記のぐるなび売上、経常利益減少の裏付けとなる情報もあります。

                         

                        私も3年前に「飲みにケーション文化はそろそろ捨て時? という記事を書きましたが、家庭をもつ女性が本格的に労働市場に参画し、これまで飲みにケーション文化の中心だった団塊世代の男性が大量に引退する中、従来男性サラリーマンや独身OLが支えてきた、深夜までお酒を飲んだりコンビニで買い物をしたりするという文化が徐々に変わり始めているのは間違いないと思います。

                         

                        そういう目で20OL必携のお出掛けガイド『Hanako』のここ数か月のバックナンバー・タイトルを眺めてみると、やはり同じ傾向が読み取れます。

                         

                        「銀座」「京都」「鎌倉」などの定番特集に並び、グルメ特集は「お茶」「パン」「パフェ」「フルーツ」などまったく夜を感じさせない特集がほとんどなのです。

                         

                        バブル経済が始まる直前の1988年創刊。当時は圧倒的に夜営業のレストランやカフェバーなどの特集が多かった記憶がありますが、現在は様変わりしたようです。実際、私が昨年まで日本のベースにしていた東京の清澄白河周辺は、ここ数年、新しいトレンドスポットとして雨後の筍のように若者向けの飲食店が出現しましたが、ほとんどがカフェやケーキ店など昼間の店で、夜は相変わらず閑散としています。

                         

                        日経ビジネスでは「夜の経済の消滅は国の衰退の始まり」と断じていますが、私の記事にも書いたように、シンガポールをはじめ、多くの国では退社後の夜の時間を家族と過ごすサラリーマンが圧倒的に多いのが常識。これまでの日本の接待文化、飲みにケーション文化こそ異常だったと思います。

                         

                        若年層を中心とした人手不足に加えて、日本人全体の朝型生活へのシフトという要因も加わってきた現在、トクホ飲料のように、消費者の心をつかむ商品やサービスも当然変わってくるでしょう。この傾向は今後ますます顕著になっていくと思われますので、これからもこの市場動向をふまえたビジネスチャンスに期待しています。

                        | Yuriko Goto | ビジネスのねた | 18:47 | - | - |
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