ASIAN NOMAD LIFE

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    撮影者と一体になる感覚? 「ASMR」
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      「社会貢献とビデオ制作」がテーマの勉強会の2回目。

       

      www.mrs-lowe.com

       

      今回は、2週間前に出された宿題である「自分でビデオを撮影してもってくる」をクリアした人だけの参加になったため、人数は前回の半分以下に。

       

      ビデオ初心者のおばさんにはあまりにも高いハードルで(撮影した短いビデオをくっつけるだけの作業でしたが)よほどスキップしようかと思いましたが、何とか当日午前中に間に合わせて参加しました。

       

      厳選された参加者が持ち寄った映像は、さすがに完成度が高いです。街角で音楽を演奏して生計を立てているさまざまな障害をもつミュージシャンたちの映像や、インド人労働者のゴミ収集人に密着したインタビューなど、素人とは思えない力作揃い。

       

      品評界の初回である今回は、それぞれ撮影したビデオを何の説明もせず他の参加者たちに見せて、映像素材そのものを批評してもらいます。

       

      カメラの向きや、撮影の目線を同じか下からにするとか、音をきれいに拾うにはどうしたらいいか、など撮影技術的なものと同時に、インタビュー時の質問の仕方や、インタビューに答えているところと実際に対象が動いているところを別のセクションにするなど、基本的なドキュメンタリーの構成も教えてもらえました。

       

      私が撮影した映像はインタビューも何もないですし、主人公そのものも映っていないので大丈夫かなと不安だったのですが、実際に観てもらうと意外な反応が返ってきました。

       

      http://[https://twitter.com/sinlife2010/status/1127165286619070464:embed#https://t.co/tlxdNSEWRS

       

      それは「誰かを探しているという撮影者の気持ちを追体験できた」というもの。

       

      インストラクターのShaggyさんが言うには、ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)と呼ばれる感覚共有反応というような意味らしい。確かに撮影した自分自身が観ると泣ける映像なのですが、その自分の感情を何の説明もなしに映像だけで他人がわかってくれるというのは、嬉しいながら、とても不思議な感覚でした。

       

      このような感覚や感情が喚起されるというのは、文字や画像だけでは難しい、というよりほとんど不可能だと思います。その昔、ポケモンの映像に子供たちがいっせいに反応して社会問題になったことがありましたが、やはり映像には通常のコミュニケーションでは伝えられない感覚や感情を媒介するものであることを再認識しました。

       

      次回は2週間後。音声をちゃんと入れて映像もさらに増やすように、とアドバイスももらったのでやることがたくさん。必死でソフトを勉強したいと思います。 

      | Yuriko Goto | テクノロジー | 20:55 | - | - |
      高齢者運転事故の加害者にならないために現在の私ができること。
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        先月、東京の87才の男性が運転する車の暴走事故で母親と幼い娘さんが亡くなり、昨日は52才と62才の女性が運転する車が衝突事故を起こして巻き添えになった幼稚園児と保育士さんが何人も死傷と、痛ましい自動車事故が続いています。

         

        被害者のご遺族やご家族の心中を推し測ると言葉に言い尽くせない悲しみを感じますが、いっぽうで事故を起こした当人も、一生重い罪を背負って生きていかなくてはならないと思うと深い同情の念を禁じえません。

         

        私自身も、この年になると反射神経が鈍くなっているのを自覚しており、運転中にひやりとすることがたまにあります。ですから加害者の事情がとても他人事とは思えません。まだ50代とはいえ、今回の女性ドライバーたちのように、自分がいつ加害者になってもおかしくないと自戒しながらいつも車を運転しています。

         

        ハインリッヒの法則によれば、1件の重大事故の背後には、29件の軽微な事故があり、300件の事故に至らない「ひやりはっと」した事象があるといいますから、「ちょっと危なかったけれど大丈夫で良かった」と安心している場合ではありません。このような「ひやりはっと」が積み重なれば積み重なるほど、重大事故への危険性が増していくのです。

         

        特にこの記事を読むと、これほど高齢者運転による事故が多発していたのかとぞっとします。社会全体の高齢化にともない、死亡事故に至らない高齢者ドライバーによる危険運転事故もまた増加しているようです。

        池袋「87歳暴走」事故から江川紹子が考える、高齢者運転事故を防ぐために必要な議論 | ビジネスジャーナル

         

        他方、交通事故全体は、飲酒運転罰則強化やシートベルト着用義務などの法律改正、また、警察官の方々の日頃のご尽力により長らく減少傾向にあります。

         

        その結果、2017年には交通事故件数が47万件強と、ピークの2004年と比べて半減しており、交通事故による死亡者数も右肩下がりで、2000年の1/3近くの3532人と激減。

         

        日本は低い犯罪率もさることながら、交通の面でも世界に冠たる「安心・安全」な国であることは間違いありません。

         

        それはこのような政治や行政の努力もさることながら、私たち国民一人ひとりの自覚的な安全運転マナーに拠るところもまた大きいのだと感じます。

         

        しかし、その傾向と逆行するように、75才以上の運転車による死亡事故割合は年々増えており(件数はほぼ横ばい)、平成28年には全体の13.5%を占めるに至りました。

         

        つまり、現状の政治・行政による対策や個人の運転マナーに関する意識向上に頼っているだけでは、高齢者ドライバーの事故は減らせないということなのだと思います。

         

        www8.cao.go.jp

         

        こちらの事故統計をみても、人口10万人あたりの運転車年齢別死亡事故の割合は、30代が3.2件と最低なのに対して、40代と50代が3.5件、60代が3.8件、70才〜74才が4.5件、そして75才以上は8.9件と平均3.8件の2倍以上。ここで注目すべきは、75才以上のみならず60代から徐々にではありますが事故が増えているということでしょう。

         

        このような数字を見ていると、私には「自分はまだ若いんだから大丈夫」とはとても思えないのです。

         

        ベストなのは運転技術に少しでも不安があれば運転しないことですが、沖縄の離島のようにバスが1日数本しかない田舎では買い物一つ行くにも困ってしまいますし、シンガポールのような都会でも、タクシーやGrabを呼んでも長く待たされることがしばしば。

         

        一度自家用車の便利さを知ってしまった我が身としてはできれば避けたいですし、酷暑など環境によっては待ち時間に体力を消耗して自分の健康が危険に晒されてしまう可能性も考えられます。

         

        となると、頼みの綱は自動運転技術の発達になるのですが、この記事によるとまだまだいろいろクリアしていかなければならない問題が山積しているようで…。

         

        という八方塞がり状態の中で、現時点で私にできることは何かと言えば…、

         

        1.出かけるときは自家用車にあまり頼らず、できるだけバスや地下鉄など公共交通機関を利用して、多少不便な生活にも耐えられるよう自分を訓練する。

         

        2.買い物はネットショッピングの利用を増やし、足りなくなった場合は近所のスーパーやマーケットに徒歩または電動スクーターで行く。

         

        3.運転中はできるだけスピードを出さずに安全運転をし、特に危険な夜間の運転はできるだけ避ける。

         

        4.Googleやパナソニックをはじめとして、自動運転に研究・開発している企業に投資して応援し、開発スピードを上げてもらう。

        ainow.ai

         

        5.75才、もしくは認知症などの不安があればそれ以前に免許返納することを決め、その時期に合わせて断捨離をはじめ車がないと煩わしいいろいろな雑事をできるだけ片付けておく。

         

        6.まだ運転しても大丈夫な年齢のうちにできるだけドライブ旅行を愉しみ、自分で運転できなくなっても悔いが残らないようにしておく。

         

        くらいでしょうか…。

         

        我ながらあまりぱっとした対策が取れず残念ですが、あとはとにかく私が生きているうちに映画『マイノリティ・リポート』で描かれたような、自分で車を運転しなくてもどこにでも自由に行けるような世界が到来することを祈るばかりです。

        | Yuriko Goto | テクノロジー | 11:56 | - | - |
        「+メッセージ」はWhat'sAppになるのか?
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          JUGEMテーマ:経営のヒントとなるニュースを読み解く

           

          ソフトバンク、Au、ドコモがSMSの後継サービスとして「+メッセージ」というサービスを来月から提供すると発表しました。

           

          この記事ではLINEに対抗するものではないとしていますが、ユーザーIDやパスワードの登録が必要ないところは従来のSMSと同じなのに加えて、絵文字などが使えるそうで使い勝手はLINEより良さそうです。

           

          欧米やシンガポールで普及しているアプリWhat'sAppは電話番号のみの登録でチャットやグループチャットができIDやパスワードも不要。スマホユーザーのシンガポール人はほぼ全員このアプリをもっており、家族や友人グループなどはもちろん、仕事でも普通にこのアプリを使っているので電話を使うことは滅多にありません。

           

          また、私のスマホのSMSには主として銀行や娘の学校、政府機関からのお知らせや、知り合ったばかりでまだそれほど親しくない仕事関係の人などからのメッセージが入ってくるので、アプリとは自然と使い分けができています(最近娘の学校ではClassDojoというアプリを導入しました)。

           

          LINEは日本の仕事関係の方とチャットしたり通話するときのみに使用。国際電話料金がかからないのはいいけれど、設定によっては連絡先が非常に増えてしまって収拾がつかなくなるので滅多に使いません。

           

          SMS、What'sApp、LINEとシンガポール人もほとんどはこのように使い分けをしていると思うのですが(LINEを使っている人は少ないですが台湾やタイ、インドネシアではメジャーなので仕事で使っている人もいます)、+メッセージが始まると日本ではこの3社のスマホに加入している方々はLINEと両方を使えることになるわけですから、What'sAppはますます普及しなさそうです。

           

          ある大学教授によると、ゼミなどでも最近の学生さんはFacebookは使用せずにほとんどLINEでコミュニケーションをとっていて、ニックネームと実名をマッチングさせるのが意外と大変だそう。

           

          +メッセージによって面倒な登録作業がなくなれば、自然とWhat'sAppに近い使い方になってくるのかもしれません。

          | Yuriko Goto | テクノロジー | 19:38 | - | - |
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