ASIAN NOMAD LIFE

日本、香港、中国で生活・仕事をしてきてシンガポール在住8年目。
スポンサーサイト
0

    一定期間更新がないため広告を表示しています

    | スポンサードリンク | - | | - | - |
    70年代のミュージシャンたちがインドに惹かれた理由が少しわかったこと
    0

      JUGEMテーマ:スピリチュアル

       

      この週末の3日間、シンガポールの劇場&コンサートホールEsplanadeで「A Tapestry of Sacred Music」という無料イベントが開催されています。

       

      宗教的民族音楽を世界中からキュレーションというなかなか意欲的な試みで、最大の目玉はビザンチン王国の宗教音楽の流れをひくというトルコ人間国宝的なフルート奏者(尺八のような音でしたが)Kudsi Erguner率いるアンサンブルのコンサート。Esplandeのコンサートホールを満員にしての演奏でした。

       

      その他にもチベットの仮面舞踏音楽、韓国のシャーマン音楽、西アフリカの儀式ドラム、シーク教徒による祈りの音楽、中世イタリアのフランシスコ会の聖歌等々、非常にマニアックで滅多に聴けないものが多く、昨晩は夕方から夜遅くまで会場をハシゴしていました。

       

      その中でも一番感銘を受けたのが、インドのベンガル州に古くから伝わる宗教音楽のBaul。

       

      もともとは「狂った」という意味で、修行僧のように楽器以外は何も持たない奏者たちが、村から村を放浪して歌い踊りながら神への賛美を行ったそうです。日本で言えば琵琶奏者のようなものでしょうか。

       

      その現代における第一人者Parvathy BaulがEsplandeのコンコースでパフォーマンス。

       

       

      特にこの「アーノンド」という曲は、Truth in a Joyをテーマにクリシュナとの交歓を表現した歌で、心臓を鷲掴みにして揺さぶられるような演奏に非常に感銘を受け、70年代にビートルズをはじめ多くの欧米のミュージシャンたちが強くインドに惹かれ、インドを聖地として崇めた理由が少しわかった気がしました。

       

      インドのこれから。中国のようにただの経済発展にとどまらず、このようなバックグランドを素地にどんな精神的変革を世界にもたらしてくれるのか、ますます目を離せません。

       

      | 後藤百合子 | インド | 13:54 | - | - |
         1234
      567891011
      12131415161718
      19202122232425
      262728293031 
      << August 2018 >>
      + PR
      + SELECTED ENTRIES
      + CATEGORIES
      + ARCHIVES
      + MOBILE
      qrcode
      + PROFILE