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    「独身者の日」でアリババ売上3兆円に迫る。国境を越えて爆発するEコマース
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      JUGEMテーマ:ビジネス

       

      昨日11月11日は「独身者の日」。年に一度、中国のEコマース各社がセールをする日になっており、年々、売上額が大きくなっていました。

       

      今年はどうなるかとみな興味津々で、一昨日からシンガポールのニュースでも何度も取り上げられていましたが、蓋を開けてみたら...。

       

      最大手アリババが昨年比39%アップの1,683億元(約2兆8千700億円)。

      最初の3時間で約6割の売上をたたき出し、1秒あたりの取引量は256,000件。

      日経新聞によれば、この売上は、楽天の年間取扱額にほぼ匹敵し、アリババ幹部は、「近い将来、この金額が一日あたりの取引量になる」と豪語し、設備投資にも余念がないようです。

       

      また、アリババに次ぐ大手京東も11月1日からの累計売上が1,271億元(約2兆1千700億円)。11日の契約の85%は当日出荷したと発表しています。

       

      中国人の凄まじい購買パワーには恐怖に似た感覚をもたざるをえませんが、留意しておきたいのは、これが中国国内にとどまらず、世界の約200ケ国に波及していること。

       

      香港、台湾、シンガポールなど中国語人口が多い国はもちろんですが、欧米など海外に移住した華人系も中国のEコマースを利用。シンガポールでも、大手百貨店が11日に照準を合わせたセールを行うなど、実店舗をもつ小売店に対する影響が広がっています。

       

      欧米を席巻し日本でも急成長を遂げるアマゾンに加え、中国からはアリババをはじめとするEコマースの巨人たちが市場拡大の勢いにのる中、一般向け消費財を扱う日本の中小メーカーも、本気で海外販売プラットフォームに向けて準備を始めるべきときが来ていると思います。

      | Yuriko Goto | 世界経済 | 12:13 | - | - |
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