ASIAN NOMAD LIFE

日本、香港、中国で生活・仕事をしてきてシンガポール在住8年目。
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    45歳までに使うべきお金と使ってはいけないお金
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      ■学生時代より社会人になってからのほうが人材力に差がつく

      プレジデント・オンラインで「新社会人はスタバに寄ってはいけない」という記事を読みました。

       

      この記事の主旨は、住民税がなくて社会保険料も1か月は天引きされない新入社員だからこそ、貯蓄の習慣を身につけて無駄遣いを戒めよう、というもので、大いに賛同します。

       

      そもそも、仕事における質の向上とは、自分という人材の付加価値、つまり「人材力」をいかに高めていくか、の一言に尽きます。サラリーマンであっても経営者(起業家を含む)であっても、自分自身が成長しなければ、仕事人生での成功はかないません。

       

      そしてそのためには、時間とお金の投資が不可欠なのです。

       

      アリとキリギリスの喩えではないですが、学生時代、もともとそれほど成績がよくなかった同級生でも、こつこつと地道に勉強している学生は最終的に希望する大学に入れたり、大学や大学院では給付型の奨学金をもらえたりしていたはずです。いっぽう、とても頭が良い人でも自分を過信して努力をしないと正反対の結果になっていたのではないでしょうか。

       

      これは社会人になってからも同じです。むしろ社会人になってからのほうがいろいろな誘惑が増え、自分自身にすべての選択が委ねられる分、さらに差がつきやすくなるとも言えます。

       

      ■ランチェスター戦略を応用した人材力の磨き方

      中小企業が大企業など他社と競争するときによく用いられるのが、「ランチェスターの第二法則」です。

       

      軍の戦闘力=武器性能×(兵員数)2

       

      これは、「選択と集中」の経営戦略について使われることが多いのですが、個人にあてはめるときは、

       

      人材力=もともとの適性や能力を磨くために行った内容x(そのために費やした時間数)2

       

      と置き換えるとわかりやすいと思います。

       

      仕事人生の前半を生きる40代半ば、45歳くらいまでは、このように自分の人材力を磨いては仕事の現場で活かし、さらにその結果を下敷きとしてまた人材力を磨く、の繰り返しです。

       

      そのためには、できるだけ投資できるお金と時間を増やす、つまり毎日の生活の中で、徹底的にムダな時間と支出を省くことが必要なのです。

       

      毎日のように仕事帰りにスタバで同僚と何時間もおしゃべりしたり、必要もないのにコンビニに寄って売り場をさまよい、スィーツやドリンクを買っているようでは、時間もお金も自分自身の人材力の向上ために使うことはできません。お金がたまらないどころか、どんな人にも公平に与えられている時間さえも、無意味に浪費することになるのです。

       

      ■使わなくてはいけないお金、絶対に使ってはいけないお金

      逆に、例えば、家賃の安いシェアハウスに住んで、週に一度、休みの日に一日中スタバに居座って仕事で必要な勉強をするとか、毎日の努力目標を決め、それができたときのみコンビニで好きなお菓子を買っていいことにする、などは有効なお金の使い方だと思います。

       

      また、一生を通しての財産となる友人や家族のために使うお金もまた、「生き金」と言えるでしょう。

       

      いっぽう、絶対に使ってはいけないのは、「分不相応」なお金です。

       

      皇太子徳仁殿下が雅子妃と結婚される前に、理想の相手を聞かれて「ティファニーでしょっちゅう買い物をするような方では困る」とおっしゃっていましたが、将来天皇になる方でも、いえ、だからこそ、このようにしっかりと「分相応」ということをわきまえていらっしゃいます。

       

      ましてや、私たちのような庶民が、一番自分自身への投資のためにお金を使わなくてはいけない時期に、分不相応な服やら時計やら車やらに無駄なお金を費やしていたら、決して将来につながるお金と時間の使い方は身につかないでしょう。

       

      本当にそのような高級品が「分相応」となり、身につけても恥ずかしくなくなるのは、多くの場合、50代以上。

       

      ニューヨークやミラノなどでみかける紳士やマダムが、若い頃の質素な生活や苦労を乗り越えた気品と年輪を感じさせる表情で、いかにも高級そうな服やアクセサリーなどを身につけているのを見ると、こういう人たちのために高級品が存在するのだ、ということがよくわかります。

       

      それを若い人たちが表面だけ真似しようとすると、ちぐはぐな印象になり、大枚をはたいて残念な結果になるだけとなるのです。

       

      ■人生は長い。でも歳をとるのも早い。

      スタバもコンビニも、使い方さえ間違えなければ、これほど便利で快適なものはありません。

       

      しかし、使い方次第で、浪費になるのか、自分の将来にとって非常に有益な武器になるのかが変わってくるのです。

       

      人生は長い。

       

      けれど、ぼんやりしているとたちまち歳だけとってしまうというのもまた事実。

       

      新入社員への教訓を自分への教訓として一考してみるのもよいかもしれません。

      | 後藤百合子 | 家計管理 | 18:46 | - | - |
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