ASIAN NOMAD LIFE

日本、香港、中国で生活・仕事をしてきてシンガポール在住8年目。
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    「断捨離」からタイニーハウスへ。変わる「住」の姿
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      JUGEMテーマ:幸せなお金と時間の使い方

       

      ■アメリカ発のタイニーハウス・ムーブメント

      「断捨離」が世界中で大流行して、ミニマリスト生活がブームになっていますが、このトレンドの中で最近人気急上昇なのが、400平方フィート(約37屐飽焚爾硫函Tiny House」です。

       

      「37屐∩漢涯垢ない!」と日本人としては思ってしまいますが、Wikipediaによると、アメリカの平均的な家族向け一戸建て住宅面積は1978年には165屬世辰燭里、2007年には230.3屐△修靴2013年には247.3屬版々増加傾向にあります。このトレンドへのアンチテーゼとして、ハリケーン・カトリーナやリーマンショックなどを好機に手頃な価格の小さい住宅に注目が集まり、徐々に裾野が広がってきたようです。

       

      ブームに火をつけたのは、2014年に始まった米ケーブルテレビの「Tiny House Nation」という番組。500平方フィート(約46屐飽焚爾離泪鵐轡腑鵝▲ャンピングカーを含む全米のタイニーハウスを訪れて紹介するというもので、狭い住宅に快適に暮らすための工夫がこらされたさまざまな住宅を紹介しています。

       

      ネットでやYoutubeでもいろいろなタイニーハウスが観られますが、私が最も感動したタイニーハウスは、カナダのケベック州にあるというこの家で、厳寒の冬でもかなりエネルギー効率がよさそうです。

       

      ■タイニーハウスが主流のヨーロッパ都市

      いっぽうヨーロッパに目を向けてみると、そもそもヨーロッパ都市部の住宅はタイニーハウスが主流です。

       

      さすがに37岼焚爾肋ないと思いますが、初めてフィンランドのIKEAに行ったときには、あの巨大な体躯の北欧人が小柄なアジア人と同じサイズのベッドなどの家具を使っているのに驚きましたし、泊まらせてもらった友人夫婦宅のマンションもサウナを除けば、日本とほぼ同じサイズ感のものでした。

       

      また、ロンドン中心部のサービスアパートメントに泊まった時も、あまりの狭さに驚愕しました。

      このツィートにあるように、城塞都市から発展したヨーロッパの都市では昔から小さく住むことに抵抗がないのだと思います。

       

      ■大人数で住む大家屋からおひとりさまのタイニーハウスへ

      アジアではどうでしょうか?

       

      ひと昔のアジアの国ではどこも同じだと思いますが、私もシンガポール人の夫も、子どもの頃はかなり大きな家に住んでいました。

       

      ただし、家も大きいかわりに住む人の人数も多いのが当たり前で、夫は義母の姉妹夫婦たちやいとこたちと暮らしており、私の家に至っては3世帯同居の家族のみならず、家業の工場で働く住み込みの工員さんたちまで同居していました。ですから、いくら家が大きいといっても1人あたりの専有面積はそれほど大きくなく、プライバシーという概念さえなかったのです。

       

      しかし、日本でもシンガポールでも高度経済成長期には「夢の住宅」として団地が供給されるようになり、夫の家族は政府の公団住宅に引っ越し。日本でも団地からさらに広い3LDKの一戸建てやマンションへと理想の住まいが変遷していきました。

       

      そして、現在。日本では少子高齢化時代に入り、おひとりさまが激増。2015年の国勢調査では、単身世帯が全体の1/3を超え、東京都では平均世帯人数が1.99人と2人を割るまでになりました。この人数では、70〜80岼幣紊裡LDKは無用の長物です。

       

      以前の記事にも書きましたが、40〜50崢度の団地サイズのタイニーハウスは、2人世帯やワンルームではちょっと狭すぎるというおひとりさま世帯には最適のサイズです。MUJIが「小さく住む」住宅に力を入れているように、日本でもこれからタイニーハウスの人気は高まっていくと思われます。

       

      ■タイニーハウスのシェア・エコノミーへ

      いっぽうシンガポールでは、タイニーハウスをシェアするという、タイニーハウス・ムーブメントとシェアエコノミーを合体させたサービスが始まりました。

       

      ストレイト・タイムズ紙の記事によると、BigTinyという会社では20崢度の移動式タイニーハウスを複数の買い手に販売し、オーストラリアの田舎に設置して宿泊施設として利用者に貸し出すとのこと。

       

      貸し手も借り手もタイニーハウスをシェアするビジネスモデルで非常に興味深いと思いました。

       

      私自身も、これまでに引っ越し回数15回以上というノマド・ライフを送ってきました。その度に大量の本や衣類、家具などをパッキングして運ぶのに疲れ果て、もう引っ越しはこりごりと考えていましたが、最近では、本はほとんど処分して電子書籍を読んでいますし、会社に行かなくなりましたので衣類も最低限しか必要なく、ファストファッションの安い服を買って新しいものを買ったら古い服は捨てています。これで家具さえ運ばなくてよくなれば、スーツケース10個ほどあればじゅうぶん住み替えが可能です。

       

      タイニーハウスのシェアが今後ますます増えていけば、私たち夫婦にも再び、世界のあちこちを移動しながら住む日が来るかもしれません。

      | 後藤百合子 | ライフマネージメント | 16:57 | - | - |
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