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人は多きに流れる。〜 マラッカで都市化を実感
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    JUGEMテーマ:国際社会

    2005年版の『国連世界都市化予測』報告(UN World Urbanization Prospects)によれば、20世紀は世界人口の急速な都市化を見た時代であった。1900年に2億2000万人(世界総人口の13%)だった都市人口は、1950年には7億3200万人(世界総人口の29%)に、2005年には32億人となり、世界人口の49%が都市に住むようになっている。同じ報告書によれば、2030年には都市人口は世界人口の60%(49億人)となっていると予測されている。 −−Wikipediaより

     

    昨日も一日中、マラッカのあちこちをうろついて、深夜近くにシンガポールに戻りました。

     

    一昨日と同じく、マラッカ市内は新しくできたビルやショッピングモールだらけで、数年前にぽつぽつでき始めたときには夫と「こんなとこにこんなに作っちゃって大丈夫かね?」と言い合っていた街から少し離れたモールにもテナントがちゃんと入っていて、改めてマラッカの都市化の進行状況がわかりました。

     

    Wikiによると、マラッカの2014年失業率は0.9%。2.1%のシンガポールもあっと驚く低失業率で、最大の産業である観光を含むサービス業と並んで製造業(マラッカは食品製造業の集積地としても有名)も高成長しています。

     

    これだけ失業率が低い=職がたくさんある、という状況ですと当然、あちこちから人が集まってきます。

     

    2000年から2017年までのマレーシア全体の人口増加率は2327万人→3192万人で37%増(すごい)なのに比べて、マラッカは63万人→91万人と44%増(もっとすごい)なので全国平均を20%近く上回っています。

     

    伝統的に外国人や外国資本を受け入れてきた実績も相まって、経済は順調(海岸近くは中国系ディベロッパーが埋め立てして不動産開発中)。

     

    2014年の州への投資総額44億リンギット(約1188億円)のうち4割にあたる18億リンギット(約486億円)が海外からの投資だそうで、州政府も余剰資金が潤沢。国に貸し付けもしています。

     

    外国から投資を呼び込む→仕事が増える→他の地域から人が集まる→増えた人のために不動産やサービス業などに投資が行われる、という好循環はまるでミニ・シンガポールのよう。

     

    冒頭の国連世界都市化予測のように、今後、ますます都市化が進んでいくであろうマラッカを歩きながら、水は低きに流れるけど、人は多きに流れるものであるな、と実感したのでした。

    | Yuriko Goto | 世界経済 | 23:43 | - | - |
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