ASIAN NOMAD LIFE

日本、香港、中国で生活・仕事をしてきてシンガポール在住8年目。
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メートル法を使わない世界唯一の国、アメリカ
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    JUGEMテーマ:国際社会

    本日4月11日は「メートル法公布記念日」だそうです。

     

    私たちが普段使っているmやcmという単位は日本では1921年から使われることになり、kgやmlというような重量や容積を測る単位もすべて10進法に統一されました。

     

    日本ではこのように100年近く前からメートル法になっていたので違和感はありませんが、メートル法が確立されたのがフランスだったためか、イギリスとイギリス植民地では長らくヤード/ポンドが用いられてきました。

     

    そのため現在でも、香港やシンガポール、インドなどの旧イギリス植民地では不動産の面積を表わすのは平方フィートが一般的。価格も1平方フィートあたりいくら、となっているのでメートル法に慣れた私の頭にはなかなか入ってきません。

     

    ただし平方フィートを除けば、その他の単位はメートルであったりリットルであったりグラムであったりとメートル法の単位を日常的に使っており特別困ることはありません。特に香港では1997年の中国返還直前に「Use Metrit(メートル法を使おう)」キャンペーンを大々的に行ったため、ヤードやポンドなどの単位がほぼ根絶されました(業界によってはダースやグロスなどの単位がまだ残っているとこともあります)。

     

    問題はアメリカ。

     

    国際標準のメートル法などまったくおかまいなしで、すべてが旧世界の単位です。

     

    長さはヤードやインチにフィート、距離はマイル、ガソリンはガロン、重量はポンドにオンス、極めつけは温度の華氏。しかもハーフ(1/2)だのクォーター(1/4)だの10進法とはまるで関係ない端数の数え方をするので、さらにややこしい話に。共通する単位といえば12&60進法の時間くらいです。

     

    Wikiによると現在でもヤード/ポンドなどという単位を使っているのはアメリカと長らく鎖国していたミャンマーくらいだそうですが、ミャンマーもメートル法への移行を表明しているといいます。

     

    世界の国々が協力して国際標準のメートル法を使おうと努力してきたのに対し、アメリカという国だけはどこ吹く風。他の国と協調して変える努力をしようという気はまったくないようです。

     

    日本は戦後一貫してアメリカの影響下にあったためアメリカは日本人にとって一番身近な外国であり続けてきましたが、メートル法をまったく意に介さない姿勢をみても、アメリカという国は国際社会の中にあって非常に特殊な国だということを認識しておいたほうがいいと思います。

    | 後藤百合子 | 国際社会 | 18:45 | - | - |
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